帯芯各種を揃えています。

袋帯や名古屋帯などの帯芯を取り扱っています。厚みやしなやかさ、軽涼芯など各種揃えております。また、在庫に無い物やカラー芯などは取り寄せとなりますが、見本帳にてお好みの芯を選んでいただけます。

カラー芯見本帳

◆帯芯価格(税別)
  • 袋帯・名古屋帯用帯芯
    2,000円~
  • 軽涼芯
    2,600円程度
  • カラー芯(色見本帳より)
    3,000円程度
  • 真綿芯
    3,800円程度
  • 帯裏地(正絹)
    袋帯1本分 11,500円
    1,000円/1尺(38cm)

※諸事情により価格が変わる場合があります。

2016年3月30日 | カテゴリー : 取り扱い品 | 投稿者 : 和裁屋

八掛地もお取り寄せできます。

正絹八掛地も色見本帳よりお取り寄せできます。無地八掛・ぼかし八掛・紬地の八掛があります。

◆八掛地価格
  • 正絹八掛地(税別)
    9,000円程度

※諸事情により価格が変わる場合があります。

2016年3月30日 | カテゴリー : 取り扱い品 | 投稿者 : 和裁屋

胴裏地について

袷衣着物仕立て上がりの善し悪しを決めるのは、胴裏地と言っても過言ではありません。

胴裏地は、様々な厚みや織り方など市販されていますが、一定の長さ(面積)で重みがどれくらいあるかという表示がされており、中には糊を含ませて織り、重さの水増しをしている粗悪品もあります。触って比べてみるとパリッとしていて、しなやかさがありません。

私どもでは、信頼している群馬県にある会社より取り寄せ、糊を含まない水のみで織った胴裏を永年使用しています。一般の胴裏地よりちょっと厚めで、しなやかです。しっかりと地のし(仕立て前に生地が狂わないようにアイロンをかけること)をしていますが、縮みが少なく、表生地ともしっくり仕立てることができます。

◆正絹胴裏地等の価格(税別)

普通袖着物の場合

10,000円程度

振袖用の場合

12,000円程度

袷長襦袢の裏地

6,000円~

居敷当て

2,000円程度

比翼地

15,000円~

男物裏地(正絹)

18,000円~

男物裏地(綿)

10,000円~

男物袖口布

1,300円~

着物用居敷当て(単衣の場合に付けます:裾から腰)

正絹2,000円  化繊1,400円

2016年3月29日 | カテゴリー : 取り扱い品 | 投稿者 : 和裁屋

「かけはり」の修理

普段仕事をしていて、欠かせない道具の一つに「かけはり」があります。「掛け針器」とも言いますが、私達は「かけはり」と呼んでいます。くけ台に紐で付けて、布を挟み引っ張って縫ったりしています。販売している会社は現在、独占?なのか分かりませんが、結構高い値段で売っていますよね~。

私達は毎日仕事をしていて、使用頻度が高いのか、私の使い方が雑?なのか、新品を下ろして数週間で、下の写真の赤丸で囲んである部品が取れてしまうことが、よくあります。

まだゴムは、バリバリ厚いのに(T_T)

スプリングも全然OKなのに~(-_-;)

壊れた「かけはり」

「使い物にならない! けど、もったいない」と思いつつ、引き出しにしまっておきました。ある日、ホームセンターでネジのコーナーをみていたら、一番小さなボルトとナットのセットを発見!100円くらいだったでしょうか。「これで直る」と思い、早速、試してみました。(この修理法は、あくまでも個人のアイデアです。不具合が起きても自己責任でお願いいたします)

ネジが穴に入りづらいので、目打ちでグリグリして、少し穴を大きくします。細い「棒やすり」の方がいいかもしれませんね。

穴にネジを入れ、ボルトを締めてゆきます。精密ドライバーがあると便利です。

このままですと、ネジが廻って外れてしまいますので、瞬間接着剤をボルトに一滴垂らして、廻ってしまうのを防ぎます。たくさん付けすぎると、ボルトの下にまで浸み込んで、掛け針が動かなくなってしまいますので、注意してください。

少し時間をおいて、動くかどうか、確認をします。

その後、一晩おいて接着剤を乾かします。この方法でゴムがへたるか、スプリングが壊れるまで使えますよ!

※但し、デメリットもあって、ネジの部分(下の写真の赤丸部分)に糸が引っかかると、糸が汚れてしまいますので、注意してください。

この修理法はDIY 自己責任で行ってくださいね。

修理によって発生した不具合は自分でリスクを追ってください。

2016年3月10日 | カテゴリー : 和裁の道具 | 投稿者 : 和裁屋