慣用句(番外編)

以前、和服の袖にまつわる慣用句についてアップしました。それを見た家内が、他にも和服にまつわる慣用句がないのかと百均で買った「慣用句集」を見ていたら、ニヤッと笑いながら「面白い慣用句を見つけた~」って。その慣用句とは・・・・・・

鼻毛を数える

ドキッとしました。私はほとんど家の中での仕事なので、その部分のお手入れは、出かける前に洗面所でとか、車中でルームミラーを見てチョキチョッキと切る程度で・・・・・・

スミマセン・・・脱線しましたm(_ _)m

「鼻が高い」とか、「鼻の下を伸ばす」などは、よく使う慣用句ですが、「鼻毛を数える」というのは聞いたことがありませんでした。

その意味は、
多くの場合、女性が男性を適当にあしらうといった意味と、女が自分に惚れている男を思うように操ることの慣用句だそうです。「男性を袖にすること」といったところでしょうか。同じような意味の慣用句としては「尻毛を抜く」とか「鼻毛を読む」などがあるようです。使い方は、「惚れた女に鼻毛を数えられた~」とかでしょうか?

鼻毛の慣用句は他にもありました。

  • 鼻毛が長い:女の色香に迷い、だらしなくなること
  • 鼻毛を抜く:騙したり出し抜くこと
  • 鼻毛を伸ばす:鼻毛が長いと同じような意味です。
    (小学館発行 大辞泉を参考にしました)

鼻毛の慣用句も、あまり良いイメージではありませんね。男性も、エステに通う時代ですから、伸びた鼻毛の本数を数えられないように、そのあたりの身だしなみもしっかりとしないといけませんね。

2016年7月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 和裁屋