私達が使っているスナップを、紹介します。
下の写真で、左側4つの直径8mmのものは、主にコートで使用します。真ん中のものは、たまに着物でも使われています。右の2つは6mmで、着物や長襦袢に使っています。
和裁で使っているスナップ
お客様など指定があれば、布で包んである「包みスナップ」を使います。
包みスナップ
金属製のものは、時間が経つと錆が出て着物の衿裏や長襦袢の衿芯に浸みてしまう場合があるので、プラスチック製のスナップを使う場合もあります。
プラスチック製のスナップ
地方や呉服店などにもよりますが、私どもで付ける数は、背縫いを中心に1個・2個です。
1個の場合、背中心に付ける場合もありますが、下のイラストのように、ゴロゴロしないように、背縫い代を避けて付ける場合もあります。
スナップ1個の場合
2個の場合は、背縫いから4~6cm程度の所に付けます。
スナップ2個
今まで仕事をしていて一度、6個付けたことがあります(^_^;)
スナップ以外に紐(穴糸など)をつけて、衿が半幅に折れる様にするものもあります。
背の紐(穴糸など)